2015年2月4日 獅子座で満月が起こります
満月は、太陰暦(月の満ち欠けを基準にした暦、旧暦とも言います)で、15日、望月(もちづき)ともいいます。
満月は今までやってきたことが開花する、豊穣、とくに幸運をもたらすとされています。
占星術(サビアンシンボル)で読み解く新月図
今回、獅子座15度(数え度数)で満月が起こります。
サビアンシンボルは、「山車(だし)」。
お祭りのときに町中を練り歩く、あの山車です。
非日常的な、イベントで盛り上がった風景が広がります。
熱気と喝采に包まれ、まさに人生の頂点に立っているといえるでしょう。
人生の舞台に立ち、主役を演じてこそ、「自分の人生を生きているのだ」と胸を張ることができます。
自分らしい輝きを見つけること。
自分の人生の責任を自分で取ること。
せっかく一度しかない人生なのだから、今を生きていることを楽しみ、たくさん感動しましょう!
星の動きで占う
2/7、太陽と木星がオポジション(衝)を形成します。
おおらかに、力いっぱい出し切るときです。
夜9時ごろ、南東の天空、かに座としし座のあいだに木星を見ることができます。
地球から見ると、木星が最も近くにあるときですから、光度が最も明るくなります。
夕方、日の入りとともに木星が東から昇り、真夜中に南中するため、一晩中木星を眺めることができます。絶好の観測日和です。
望遠鏡で眺めれば、木星独特の美しい縞模様と、4つの衛星を見ることができるでしょう。
二十四節気で読む、季節の移り替わり
2月4日は立春、旧暦の七十二候では、立春から新年が始まります。
暖かい春風が吹いて、川や湖の氷が解けだすころ。
雪解けの土から、鮮やかな黄緑色のフキノトウが顔を出します。
若芽に蓄えられたエネルギーが独特の香りと苦みとなり、
冬のあいだにこわばっていた体を目覚めさせ、新陳代謝を促します。
つぼみが固く、葉がひらいていないものを選ぶのがコツだとか。
天ぷらや蕗味噌にしてどうぞ。
参考文献
未来事典―3年後の私がわかるサビアン占星術 松村潔/著 角川書店
完全マスター西洋占星術 松村潔/著 説話社
月の本 ドナ・ヘネス/著 鏡リュウジ/監修
日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし― 鶴田顕三/著 PHP研究所
ウィキペディア(wikipedia)
2015年カレンダー(大阪市立科学館発行)
月刊うちゅう(大阪市立科学館発行)