2015年6月16日 双子座で新月が起こります
新月は、太陰暦(月の満ち欠けを基準にした暦、旧暦とも言います)で、朔日(ついたち)、スタートの日です。
新月は「種まきをする」「計画を実行に移す」「願い事をする」のによいとされています。
星空ガイド
6月20日、月、木星、金星が西の空にならぶ
2015年6月20日(土)の夕方、西の空に、月齢3.5の三日月が浮かんでいます。
すぐ近くに、金星「よいの明星」と、金星に負けないくらい明るい木星がならびます。
左の図は、2015年6月20日19時30分の西の空の様子です。(iphoneのアプリ、スカイガイドで撮影)
占星術では、このとき月、木星、金星は獅子座でコンジャンクション(合)。華やかな雰囲気を漂わせています。
ギリシア神話では、木星(ゼウス)の娘である金星(アプロディテ)と月(アルテミス)は、女性の相反する二つの側面を示しています。
占星術で占う新月図
2015年6月16日の新月・満月のホロスコープ(チャート)から、次の新月までのことをを占います。
サビアンシンボルで占う
今回の新月は双子座26度(数え度数、以下同)。
サビアンシンボルは、「森の中の冬霜」。
冬、凍てつく寒さの中、植物は成長を止め、春が来るのをじっと待っています。
何も助けになるものはなく、己の生命力だけが頼りです。
このシンボルは、逆境の中でこそ、自分にとって本当に必要なものとそうでないものがはっきり自覚できることを示しています。
新月のホロスコープから占う
太陽と月、火星が双子座25~26度でコンジャンクション(合)。
獅子座の木星、牡羊座の天王星と小三角を形成します。
軽やかさ、華やかさ、情熱、革新を感じるアスペクトです。
これまで囚われていた価値観や影響から自由になるチャンスが到来します。
本来の自分らしい人生を創造していくときです。
失うものがあったとしても、苦しみや悲しさをバネに、大きく羽ばたくことができるでしょう。
二十四節気で読み解く、季節の移り替わり
入梅
2015年6月11日は、暦の上で入梅とされています。
太陽の黄経が80度に達する日を、暦の上では入梅としているからです。
実際には、2015年は6月初めに本州が梅雨入りしました。
梅雨入りのことを栗花落(ついり)ともいいます。
梅雨の季節に咲く、栗の花。雨の中、白い栗の花が咲いて散ることから、この字をあてたそうです。
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参考文献
未来事典―3年後の私がわかるサビアン占星術 松村潔/著 角川書店
完全マスター西洋占星術 松村潔/著 説話社
月の本 ドナ・ヘネス/著 鏡リュウジ/監修
日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし― 鶴田顕三/著 PHP研究所
ウィキペディア(wikipedia)
2015年カレンダー(大阪市立科学館発行)
月刊うちゅう(大阪市立科学館発行)