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2023年を占星術で占う 5 ~2023年を振り返る~

2023年を占星術で振り返る

2023年の漢字は「税」。揮毫した森清範清水寺貫主は「国民がシビアに税の行方を見ている」と語りました。

2023年の漢字は「税」
NHK首都圏「もっとニュース」から転載

2023(令和5)年、癸卯(みずのと う)の世相を漢字ひと文字で表す「今年の漢字」。
京都の清水寺で発表され、「税」の文字が選ばれました。

「税」が選ばれたことについて、筆を執った京都・清水寺の森清範貫主は
「国民がシビアに税の行方を見ている。税に対する意識が非常に強いことを改めて感じた」
と仰っています。

SPICA 櫻井みわのブログでは、【占星術】-【マンデン図】のカテゴリー で毎年世相を占っていますが、この記事では2023年がどのような一年だったか、振り返ります。

そのうえで、2024年の展望に繋げてゆきたいと考えています。

天童春樹先生
天童春樹先生

こらっっ

「○○したいと思います」と言うたらあかん!

SPICA
SPICA

はいっっ済みません。

2023年の記事を振り返り、2024年の展望に繋げていきます

2023年の日本の重大ニュースを分類すると、4つにまとめられると思います。

  1. 国民と、政治の目指す方向性が食い違った1年
  2. 政治に対する不信感が高まるも、代替策もなし
  3. 見て見ぬふりをしてきた問題が明らかに
  4. 10~20代のスターが盤石の地位を築く
SPICA
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それでは、くわしく見ていきましょう

国民と、政治の目指す方向性が食い違った1年

2023年の四季図では、春夏秋冬4枚ともすべて、国民の生活や感情を表す月がスクエアを取っており、月が痛めつけられていました。

2023年5月には、広島市でG7サミットが開催。ウクライナのゼレンスキー大統領もサプライズ参加し、日本の岸田首相は、議長国として存在感を示したはず・・だったのですが。

太陽は政権、月は国民を表します。

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秋分図では、「政治の目指す方向性と、国民感情は食い違う」
冬至図では、「わたしたちの暮らしは深刻な影響を受ける」

と書きましたが、わたしたちの生活は大変苦しいものとなりました。

物価高 41年ぶりの物価上昇率

2023年は、円安やエネルギー資源の高騰を背景に、食料品や日用品など、幅広い品目で価格が上昇しました。2023年は、円安・資源高を背景に、食品や日用品、電気料金・ガソリンといった燃料費など、幅広い品目の値段が上がり、わたしたちの生活がより過酷になった1年でした。

2023年通年の家庭用飲食料品値上げ品目数は累計で3万2395品目、1回当たりの値上げ率平均は15%となり、22年の水準(2万5768品目・同14%)を上回る記録的な値上げラッシュの1年となった。

帝国データバンク:食品メーカー主要195社における価格改定動向について調査結果より

経済産業省は、2023年5月19日に大手電力7社からの料金改定(値上げ)申請を認可し、標準的なご家庭における電気料金の値上げ率は、14%から42%の幅(筆者注:各電力会社によって料金が異なるため)に収まることとなりました。

資産エネルギー庁:電気料金の改定について(2023年6月実施)より

自民党の岸田政権は、さまざまな補助金や支援策(例:異次元の子育て支援や所得税の定額減税)を打ち出しましたが、国民の反応は冷たくなる一方の1年でした。

2023年10月1日からは、消費税の処理・納付にかかわる新制度「インボイス制度」が導入されました。
フリーランスで働く芸能人、タクシー運転手、IT関係といった個人事業主からは反対意見が上がっていたのですが。

「1年限りの所得税・住民税の定額減税」「防衛増税」が取りざたされた1年だったので、2023年の漢字が「税」になったのですね。

観測史上、最高気温を記録

2023年は統計史上、1年を通して気温が高い1年となりました。

気象庁は、2023年の平均気温が、平年値(1991~2020年の30年間平均)を1.29度上回り、1898年の統計開始から最も高くなったと発表した。
気象庁によると、2023年は春(3~5月)と夏(6~8月)、秋(9~11月)の3季連続で過去最高を更新。月別でも、3、7、8、9月が統計史上最も高くなった。
(2024年1月5日 中国新聞朝刊)
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天候は春・夏・冬と高めで、雨が多く降りそうです。と予測しましたが、その通りになりました。

一部の人に富と権力が集中

2023年12月30日の中国新聞朝刊の1面には、2つの記事が並んでいました。

大納会 34年ぶり高値 前年比7,369円高

東京株式市場、12月29日の大納会(年内の最終取引日)では、日経平均株価がバブル期の1989年以来34年ぶりの高値をつけて、史上2番目の33,464円17銭を付けた。

生活保護申請5.4%増 コロナ支援修了響く

2023年4月~9月の生活保護申請が計29,606件に上り、前年同期比で5.4%増えた。
5月に新型コロナウィルス禍から平時に移行し、困窮者向けの支援策の多くが終了したことが背景にあり、こうした層には株価上昇や賃上げの効果は行き届かず、物価高も追い打ちをかける。

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1年全体を占う春分図では、10ハウスの冥王星がエレベートし、3ハウス火星の間にすべての天体が入っています。これは、「少数の人々に権力が集中することを暗示」しますが、暗い気持ちになりました。

政治に対する不信感が高まるも、代替策なし

43年ぶりの物価上昇に、多くの人たちは賃金の上昇が追い付かず、わたしたちの生活は苦しくなっています。

政権は、さまざまな補助金や「異次元の少子化対策」を打ち出しましたが、首相の説明がコロコロ変わり、内閣の支持率が低下。

12月に入って、自民党派閥の政治資金パーティを巡る裏金問題が浮上。

国民の政治不信に追い打ちをかけ、報道各社の調査では、内閣支持率は16~25%、不支持率は58~79%と、圧倒的に内閣不支持率が支持率を上回っています。(2023年12月19日 中国新聞朝刊2面より)

政権は有効な手が打てないまま、2024年を迎えることになりました。

NHKの内閣支持率の推移をみると、2023年4~7月は、内閣支持率が不支持率を上回っていましたが、8月以降、不支持率が支持率を上回り、10月以降、不支持率と支持率の差が大きく開きました。2024年1月現在、内閣支持26%、不支持56%。

政権維持できている理由を考察する

夏至図で太陽が3度オーブで4ハウスにあり、「この配置は、政権が地に落ちると言われている」と書きましたが、予想ははずれ、政権は低空飛行のまま持ちこたえています。

これだけ支持率が低下しているのに、政権が維持できているのは、どうしてなのでしょうか?

SPICA
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占星術が示す理由として、政権を示す太陽と、国民を表す月が、ゆるやかに合やトラインといったアスペクトを取っていることが考えられます。

1年を占う春分図

1年を占う春分図で、国民の感情を表す月が、12ハウスで海王星、太陽、水星まで緩やかに合。
厳密には、太陽と月は12度離れており、合ではありません。

4~7月は、内閣支持率が不支持率を上回っていました。

2023年3月21日 春分のホロスコープ(春分図)で占う

 

SPICA
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牡羊座1度の太陽は、海王星と5度のオーブで合で12ハウス。「幻影」「惑わされる」といったほうが正確かもしれません。

夏至図

夏至図で、太陽と月は38度離れており、有効なアスペクトは存在しません。
8月以降、不支持率が支持率を上回りました。

2023年6月21日 夏至のホロスコープ(夏至図)で占う

秋分図

秋分図で、太陽と月は90度。
10月以降、不支持率が支持率の差が大きく開きました。

2023年9月23日 秋分のホロスコープ(秋分図)で占う

冬至図

冬至図では、太陽と月はトライン。
2024年3月までに支持率が戻るのか、興味深いところです。

2023年12月22日 冬至のホロスコープ(冬至図)で占う

 

見て見ぬふりをしてきた問題が明らかに

わたしたちが薄々知っていたものの、これまで放置されてきた芸能界の闇、政治の闇が問題視され、厳しい批判を受けることになりました。

  • 2023年3月、故ジャニー喜多川氏による性加害の証言が英BBC放送によって報道される。ジャニーズ事務所は解散し、新会社「SMILE-UP.」は被害者への補償を行い、「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)」はタレントのマネージメントなどを行うことになった。
  • 2023年9月、宝塚歌劇団宙組の女優が急死。「上級生らによるパワハラや長時間労働が原因で自殺に至った」と遺族側が主張するも、歌劇団は過重労働を認める一方で「パワハラは認められなかった」と主張していた。2024年1月下旬になって、歌劇団の親会社である阪急阪神ホールディングス(HD)側が、上級生らのパワハラを認めて謝罪。今後、阪急阪神HDの首脳陣や不適切な叱責などの言動があった上級生らが遺族側に謝罪するという。
  • 2023年12月、自民党の政治資金パーティを巡る裏金問題が発覚、東京地検特捜部が捜査を開始、立件。2024年1月、派閥解散の動きが広がり、自民党6派閥のうち、関係者が立件された安倍、二階、岸田の3派と森山派は解散を決めた。麻生派と茂木派は存続の意向を示している。
  • 2023年12月、お笑いタレント松本人志さん(筆者注:判決が出ていないので、さん付けとします)が性加害を行っていたと報道される。彼は「名誉を傷つけられた」として、2024年1月、発行元の文藝春秋と編集長に対し、5億5000万円の損害賠償と記事の訂正を求める訴えを東京地裁に起こした。(以上、いずれも2024年1月28日時点)

これまで、「この世界では常識だよ」と言われてきたことが、「非常識」「おかしい」となってきたのですね。

SPICA
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2020年から風の時代。地の時代から風の時代に変わる、上下関係の権力構造(地)から、フラットな個人を尊重する(風)時代に変わる、象徴的な出来事といえるでしょう。

10~20代のスターが盤石の地位を築く

明るい話題といえば、一芸に秀でた若いスターの活躍ですね。

  • 将棋の藤井聡太7冠が、2023年10月に全8タイトルを独占し八冠となる。史上初の全冠制覇。
  • 野球・米エンゼルスの大谷翔平選手がアメリカン・リーグの最優秀選手(MVP)に選ばれ、2度目の栄冠を手にした。彼は10年契約でドジャースに移籍、史上最高額の契約金額(7億ドル、契約時の為替レートで約1015億円)と話題を呼んだ。大谷選手はWBCにも参加し、日本代表を3度目の勝利に貢献した。
SPICA
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実は、2024年の展望を占うことに気が進まなかったのです。2024年元旦早々、能登で大地震がありましたので・・・

諸事情により、記事を書くためのまとまった時間が取りにくいので、できたところまで少しずつアップしていこうと思っています。

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2024年は、あなたにとってどんな1年になるでしょうか?
誰と、どんなふうに過ごしたいですか?

2024年は、前半と後半で流れが変わります。
2024年11月には、冥王星が水瓶座に完全に移行し、風の時代 第3幕が上がります。
2024年から2025年にかけて、「未来に向けて種を蒔く」ときです。

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