広島の真っ赤な二階建て観光バス、めいぷるスカイ
梅雨の中休みのよく晴れた土曜日、広島市の観光バス、めいぷるスカイに乗ってきました。
めいぷるスカイは、二階建ての真っ赤な観光バス。天井のないオープントップバスです。
ロンドンの観光バスみたいですね。
初めて広島を訪れた人にもわかりやすいように、広島市内の主な観光名所を回ります。
バスに乗ったまま観光しますが、原爆ドーム、平和記念公園を散策するコースもあるようです。
JR広島駅、新幹線口から出発。
お上りさん気分でウキウキです。
風が爽やかで気持ちいい〜
バスは白島通りから南下し、広島城を眺めます。
広島城は、別名、鯉城(りじょう)といいます。
広島の野球チームのカープは、鯉、という英語。カープはこの鯉城に因んで名付けられたのです。
ちなみに、広島県の木はもみじ。
安芸の宮島は、秋の宮島。もみじの名所として県民に愛されています。
観光バスの「めいぷるスカイ」、市内観光循環バスの「めいぷるーぷ」は、もみじの英語、メイプルから名付けられたそうです。
広島の中心部、紙屋町。
県庁、バスセンター、繁華街があり、文字通り広島県の心臓にあたります。
そごう、バスセンターの壁には、鯉のウロコに見立てて、こんなアートが。
紙屋町の南西には、原爆ドーム、平和記念公園があります。
オバマ大統領から贈られた折り紙の鶴が、原爆資料館に2016年8月末まで展示されているそうです。
さて、バスは紙屋町から八丁堀へ抜け、駅前通りを南下、田中町のトンネルを通ります。
バスの高さは3.8メートル。トンネルの高さスレスレで通り抜けます。
吉島から都市高速3号線に入り、宮島、似島、江田島を右手に眺めながら、広島湾を東へ。
バスは府中町のマツダ本社工場の上を走ります。
マッチ箱のように並んだ色とりどりの車が、船に乗せられて輸出されるのを今か今かと待っています。
バスは高速から降りて、大洲通りに入ります。
広島市民球場、マツダスタジアム。
2時に試合開始だというのに、11時過ぎにはワラワラとカープを応援に来た人たちが列をなしています。
この日は勝って良かった!
マツダスタジアムから広島駅新幹線口へ。
楽しかった1時間あまりの市内観光も終わりです。
バスの車窓から見ると、いつも見慣れた風景もまた違って見えますね。
下車して観光されたい場合には、めいぷる〜ぷをご利用ください。