2015年(平成27年)9月27日(日)、広島市中区にある名勝 縮景園で、観月茶会が開かれました。
朝からしっかり晴れて、夕方、まん丸なお月さまが昇りました。
野点席で、お茶とお菓子をいただきます。
美しいお月さま、虫の音がして、この世のものとは思えないようなひと時。
風雅堂の、ウサギさんをかたどった団子と干菓子がとても愛らしい。
お月見は二回する、ということから、丸いお菓子が二個、ということらしい。
脚が3本あるお盆は、宗箇盆というそうな。野点で気軽に使いやすい、とのこと。
季節の野菜や果物、ススキ、お月見団子をお供え。
さて、清風館での本席。
主菓子は、里の秋。里芋と餡で作られたお菓子。
まあ、ちゃんとお茶を習っていらっしゃる方に挟まれて、肩身の狭いこと。
いつも、お茶席にでたあとは、「きちんとお茶を習いに行こう」とおもうのだけど、日々の忙しさにかまけて、きちんと習いに行けないままだなあ。
中秋の名月とお茶のおもてなしを受けて、心が洗われたひと時でした。