8月2日(日) モスクワの地下鉄や船に乗る
水瓶座の月は、獅子座の太陽と満月の1日あと、獅子座の木星とオポジション。
モスクワ市内を歩いて感じたのは、権力と財力はイコールだった、ということ。
権力を持つ、ということはなんて魅惑的なのでしょう。
日本では格差が開いた、と問題になっているけど、何の何の、昔の王侯貴族と庶民の格差は桁違いだった、と思うのです。
ロシア人も占いがお好き
ロシアでも女性雑誌はいくつも売っており、巻末には星占いのページがあった。
これはロシア版オレンジページ。クッキング記事がメインの雑誌である。
巻末の星占いのページ。
8月は獅子座がメイン、と分かりますね~
通訳のアラさんに、天秤座のところを読んでもらいました。
「神経質になりやすく、仕事はお休みしたほうがよいでしょう。ラッキーな日は、7/31、8/1」
確かに仕事を休んでロシアに来ているよ。
ラッキーな日は・・・終わっちゃった・・・
7/31は日本を飛び立った日、8/1はモスクワの中心地を観光した日でした。
モスクワ川クルーズ
モスクワのガイドは、サンクトペテルブルグに移動するまでの4日間、ずっとアラさん。
アラさんに色々質問したけど、一番おもしろかったのは、モスクワ川クルーズでクレムリンを眺めながら、大統領はヘリで出勤する、という話をきいたときのこと。
ウラジミール・プーチンは大統領を一度辞めたあと、首相として活躍し、現在は再び大統領に就任している。
「大統領と首相はどう違うのですか?」と聞いたら、
「わたしは嫌い」
と答えたあとで、
「大統領と首相、どちらも同じ」
とアラさんは言った。
そうかなあ。
権力のある男性は、酷薄なのかしら。
確かプーチンは離婚して、今は独身のはず。
権力のある男性は、決して女が放っておかないと思うけど。
イワン雷帝のモニュメント。
雷帝が、帆船の柱に立っている。
ロシア正教では、3回まで離婚してもよいらしい。
ビザンチン、イスラムの影響を受けているせいだろうか。
教会でお祈りするときには女性は必ず頭をベールで覆っているし、イスラムでは4人奥さんを持っていてよい、というのと似ている。
イワン雷帝は7回も結婚したので、ウスペンスキー大聖堂でも正面から祈ることが許されなかったという。
昨日は歩いて観光した場所を、モスクワ川から眺める。
ロシア国産で一番おいしいチョコレートを作っている工場。
モスクワ地下鉄に乗る
モスクワの地下鉄の駅は、とてもほこりっぽい。
駅舎は装飾が施されていて美しい。
地下鉄自体は、ずいぶん地下に掘られている。ホームに降りるエスカレータの速度がとても速い。
東京の地下鉄、大江戸線よりもずいぶん深い、と東京から参加した人は言っていた。
ランチはキエフ風カツレツ。
鶏の胸肉のカツ。ナイフを入れるとバターがジュっと出てくる。
ロシア料理は、好みで塩コショウをするのは、いつものこと。
付け合わせのジャガイモがとても美味しい。
モスクワ郊外の保養地、コロメンスコエ
モスクワからバスで20分程度揺られた郊外にある、コロメンスコエ。
15世紀から17世紀にかけて、モスクワ大公や皇帝たちの宮殿を構え、夏の別荘として愛されてきた。
今は公園博物館として、市民に広く開放されている。
カザン聖母教会。
写真を撮れなかったのが残念。
教会でミサが行われており、多くの信者がミサに訪れていた。
女性はスカーフで頭を蓋い、教会に入っていく。
青い色のドームに星が描かれている。これは聖母マリアに捧げられた教会だという印なのだそうな。
ピョートル大帝が生まれた小屋。
ピョートル大帝は、身長が2メートル9センチもあったそうな。
コロメンスコエからモスクワ川を眺める。
とても美しい。
船着き場。
わたしもモスクワから船で別荘に来ることができたら、どんなに素敵だろうか。
スーパーでお買いもの
外国に行くとスーパーに行くのが楽しみである。
モノの値段が分かるのがとても面白い。
ちなみに、ロシア人の平均月収は3万ルーブル。米ドル換算で500ドル、というから6万円ちょっと。
それでも、モスクワ在住の7割の人は郊外に別宅を持ち、週末は別宅で過ごすのだとか。
別宅には畑があり、今はトマトやナス、ジャガイモが収穫できるのだそう。
卵が10個入りで10ルーブル(約200円)。
これはピーマン。野菜は全部1kgのお値段で量り売り。
こんなものまで。日本のオムツは優秀なのね。1400ルーブル(約2800円)。
ドライブインでのお買い物
雑誌コーナー。
紙パックのコーヒー35ルーブル(約70円)。
お惣菜あれこれ。
1ルーブル=約2円で計算してみてください。
ロシアは夏が結婚シーズン
デパートでの自由時間、写真撮影しているカップルに出会いました。
ロシアのカップルの多くは、夏に結婚式を挙げるのだそう。
景色のよい外で写真撮影しているカップルが大勢いました。