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木星射手座時代を過ごすコツ

射手座は楽観的で、自由に上昇するサイン(星座)である

読書する少女 ルノワール画射手座に木星が移動して1ヶ月あまり。
12月上旬まで暖かい日が続いていましたが、しっかり寒くなってきましたね。
いかがお過ごしでいらっしゃいますか?

愛読している雑誌の 週刊SPA!(スパ) 2018年 12/18 号 に連載中、
劇作家・演出家 鴻上尚史さんのエッセイ、「ドン・キホーテのピアス」。

射手座木星にふさわしい文章を見つけましたo(^-^o)(o^-^)o

☆ 目次 ☆
スーパーの惣菜もひと手間で「母親の料理」
ちゃんと手抜きをして元気な母親がいい
自分の中にあるこだわりを手放そう
射手座は楽観的で自由なサインである

スーパーの惣菜も小さなひと手間で「母親の料理」

僕は、ちょっと前、朝日新聞に食に関するエッセーを書きました。
それは、共稼ぎだった母親の思い出です。

http://www.webdice.jp/dice/detail/3144/ から引用

教師だった母親は、ブラックという意識もない時代でしたから、本当に夜遅くまで学校で働いていました。
結果、食卓には、スーパーの惣菜が並びました。
お前のソウル・フードは何かと訊かれたら、スーパーのちらし寿司とコロッケです。

ただし、母親は惣菜を買ってくると必ず、ひと手間足しました。

といって、たいしたことではありません。
コロッケには、キャベツを千切りにして横に添えました。
お刺身は、プラスチックのトレイから、お皿に移しました。

子供にとって、それだけで、
それは「スーパーの惣菜・刺身」から、「母親の料理」になったのです。

僕には、なんの不満もありませんでした。
なによりも、母親が教師という仕事に充実していることが感じられたからです。

母親は家事をしたくないから、スーパーの惣菜や冷凍食品を買って来るのではなく、
仕事が忙しく、そして満足し、働きがいを感じているから、こうしているんだと思っていました。

だから、惣菜やスーパーのちらし寿司が続いても、まったく問題はありませんでした。
そして、母親のひと手間が「母親の料理を食べている」という気持ちにさせてくれました。

というような文章を朝日新聞に書いたら、驚くほどの反響がありました。
全員が働く女性、母親からでした。
「思わず、読んで涙ぐんだ」というメールをたくさんもらいました。

スーパーの惣菜や冷凍食品を出すことに罪悪感を感じている母親達です。
多くの働く母親達から、
「救われた」
「ありがとう」
「泣きました」
という熱烈な反響がきました。

僕は驚きました。
日本の現状は、まだここなんだ、と思ったのです。

ちゃんと手抜きをして元気な母親がいい

スーパーの惣菜で育った人間が言いますが、それで健康を害したことはありません。
ちゃんと成長したと思います。
慎重・体重も人並みですし、これといった持病もありません。

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なのに、真面目な母親達は、惣菜とか冷凍食品とか出すことに、
いまだに心理的な抵抗がある
のです。

もしここに、
「仕事しながら手作りの料理を出すことにこだわって疲れ切った母親」
「自分の仕事に生きがいを感じ、そのためにちゃんと手抜きをしている元気な母親」がいたら、
子供としてはどちらが嬉しいか、どちらの母親が好きになるか、分かりきっていると思うんですけどね。

でも、例えば、
夫が手料理はないと許さないとか、同居している義母がうるさいとか、
惣菜を買う自分を自分で許せない
とか、
そんな理由で苦しんでいる人がいると思うと、悲しいなあと思います。

( 週刊SPA!(スパ) 2018年 12/18 号 p34より抜粋・引用改変)

 

自分の中にあるこだわりを手放そう

「きちんとしないと」と思って、苦しんでいらっしゃる方は多いですよね。

「しんどくても仕事を休んではいけない(休めない)」

「しんどくても、家事をしないといけない」

「自分のことよりも家族、仕事が優先」

healing space SPICAのお客さまにも、そのようなお客さまが多くお見えになります。

わたしの答えはいつも、

「幸せになるために、休みましょう」

「ラクになりましょう」

「自分のやりたいことをやりましょう」

射手座は楽観的で自由なサイン(星座)である

食事をとる家族

ちゃんと、ちゃんとの朝ごはん

「こうしなければならない」
「こうであらねばならない」
「こうするのが常識でしょう?」
というのが山羊座・土星の義務感であるならば、

「なんだっていいよ」
「ラクなほうでいいよ」
「ワクワク・楽しくやろうよ」
というのが、射手座・木星の気楽さだと思うのです。

さきほどの、鴻上尚史さんのエッセイでいえば、

「母親は家族のために愛情を持って、食事は手作りするべきである」という価値観・義務感なら、

「自分の人生に生きがいを感じるために、スーパーでお惣菜を買って来る」のがラクを選ぶこと。

鴻上さんのお母さまは、双方の折り合いをつけて、
キャベツの千切りを添えたり、お皿に移し替えたりして、
自分も家族もハッピーに過ごしていらっしゃったわけです。

ついでにいえば、お金のために働かざるを得ないかたも多いと思います。
別に仕事に生きがいを感じる必要はない。
ライス・ワーク(収入を得るための仕事)だって、立派な仕事だし、
「疲れてヘトヘトだから、手抜きで食事を済ます」だってアリだと思うのです。

射手座は上昇する、旅する、未知の世界へ冒険するサイン(星座)です。

射手座木星時代を生き抜くコツは、荷物を減らすこと。
荷物が多かったら、身動き取れないじゃないですか(^^ゞ

周囲からの圧力、常識だけでなく、
自分自身で「〇〇であれば、こうすべき」と縛っているならば、それを解放してあげましょう。

そして、「常識」は時代、地域、性別によっても変わるもの。

今のわたしたちが、江戸時代の日本のように、着物を着て髪を結いあげて過ごすのはムリ(笑)なように、
400年後には、今の常識はムリ(笑)かもしれません(^_-)-☆

ブログ記事 木星が射手座にある2019年12月までを占う はこちらから↓

 

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