2015年10月17日(土)の朝、東京は四谷にあるホテルでお目覚め。
タロットカードに、
「今日はどんな1日になりますか」
と聞いたら、こんなカードを出してきた。
太陽の逆位置(リバース)。
無邪気過ぎてコケる。ボケ。それでも太陽、みんなに愛されるお気楽キャラ。
1枚引きのときには、単純に天気をあらわすことも多い。
今日も1日、雨かなあ。
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実際にどういう1日だったかというと。
新里ひろき先生の心理占星術講座2日目。
朝ごはんは、同じ建物の中にあるファミレスで、トロロご飯定食。
自分がオフの日、働いている人たちを見ると、
「まー、みんな、よー働いとってじゃねぇ(まめまめしく働いておられることよ)」
と思う。
荷物をフロントから送る。
本当は三日間の講座なのだけど、わたしは明日、日曜出勤に割り振られているので、今日で帰るのだ。
講座2日目。
新里先生、今日はラベンダー色のワイシャツ。
さすがアセンダント魚座とはいうべきか。
本質はアセンダント、人からこう見られたい(外面)、というのはMCで見る、と習ったことがある。
新里先生、MCは射手座。
ラベンダーって、射手座より魚座っぽくないですか?
外国では、どう思われたいか、よりも、自分がどうなのか、という方が大切なのかも。
松村先生が、アセンダントは名前、MCは苗字、と言っていて、
「外国に行って、『キヨシはどう思う?』とか聞かれると、一瞬違和感を感じる」
と言われてたなあ、と思う。
心理占星術とは、
「人間は進化する。天体の緊張が、個人の成長を促すのだ。
天体の緊張アスペクト(コンジャンクション、オポジション、スクエア、ノエル・ティル氏が発言した165度のクインデチレ)も、進化の過程で、捉え方が変わる」
という観点から、個人のホロスコープを読んでいくのである。
新里先生は、蠍の火星と獅子座の土星のスクエアを持たれている。
子供の頃、火星と土星のアスペクトは、厳しい、怒りっぽい父親、というふうに現れていた。
大学進学でアメリカに渡米。
師匠となるノエル・ティル氏との出会いで、獅子座の土星は、自分を厳しく、情熱を持って指導してくれる師匠、と変わったのだそうである。
ティル氏は、月が獅子座、新里先生の土星にコンジャンクション。
ホロスコープの天体は、実際には人間関係として現れることが多い、と新里先生はいう。
人間は変わる。
人との出会いで不思議な変化(錬金術的な変化)を起こし、人は変わっていく。
新里先生は蠍座が強くて、ファインティング・スピリットに溢れた人だ、と思う。
ハーフサム理論では、火星と土星のコンビネーションは「停止軸」と呼ばれるほど凶意が強いが、新里先生は、アストロ・カートグラフィで火星と土星が交差する地点に留学を決意したのだ、という。
牡羊座の無謀さ、無鉄砲さからではなく、蠍座のとことんまでやってやれ、という意志の強さ、射手座の怖いもの見たさ、なんとかなるさーという楽観的なところが、そんなふうに現れるのだろうか。
松村先生は、この火星と土星スクエアの扱いは、火星にとって一番難しいのだ、という。
新里先生のお話ですごく印象的だったのは、子供の頃から武道をされていて、今は太極拳の指導者資格まで取った、ということ。
エネルギーが暴走(火星)しないようにどうコントロールするか(土星)、というのが、新里先生の人生の重要な課題だったのだと思われる。
講座の中で、
「自分のチャートを見て、個人的な進化の過程をみんなの前で発表してください」
と言われたけど、
「なんでそんなプライベートなことを、みんなが録音とかしている中で言わないといけないのか、というひねくれた気持ちがあります」
と言った。
この辺、太陽リバースですな。
ここで公表すると、新里先生とサインは1つズレるが、わたしも火星土星スクエアを持っている。
火星は天王星と合なので、最近は、どちらかというと、自分の独自性を打ち出す、とか、迎合しない、とか、ひらめきを大切にする、とかいう方に意識が向くようになった。
そして、新里先生と同じように、わたしの火星と天王星のコンジャンクションに、師匠の松村先生の土星、海王星が合で乗っかっている。
ワタシ、なんで松村先生を師匠だと思っている(土星)のか、自分でもよく分からない(海王星)。よく分からないまま、初めてお会いしてから、もう10年になろうとしている。
昼休み、新里先生を囲んで昼食懇親会。
四谷駅アトレのイタリアンレストランで、美味しいパスタに舌鼓を打っていたら、参加者が急に泣き出した。
「自分は、頑張って占星術を勉強してきたけど、今日、みんなが喋ることをきくと、自分はまだまだ勉強が足りないんだなあ、て思う」
なんでそんなに泣いちゃうほど悲しいの、ときくと、
「こんなに勉強したんだから、ゴールは近いと思ってた。でも、ゴールが遠のいた感じがする」
まー、太陽のリバースですな。
へー。
ゴールが近い、て思ってらしたんだー。
ワタシ、ゴールが近いなんて思ったことがないから、そんなに悲しかったり悔しかったりしたことなかったなー。
人との出会いは面白いですねえ。
でも、その方があんまり泣くから、つい、もらい泣きしてしまった(^^;;
さて、楽しかった1日も終了。
新里先生、石塚さん、Kyokoさんにご挨拶し、羽田空港へ。
羽田空港は第1ターミナルで降りた。
だって、チケットはANA。第2ターミナルの駅には、JALカードの広告が掲示してあったんだもん。
あれ?
ANAの搭乗口は?
「ANAは第2ターミナル。800メートルほど歩いてください」
と言われ、トボトボ歩く。
職場にお土産を買う。
「こんなに買い物客が多いのに、手際よくレジをすすめて、よー働いとってじゃねえ」
と思ったのでした。
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という、1日降ったり止んだりの天気で、泣き出す人あり、へそ曲りの発言あり、降りる駅を間違え、美味しいイタリアンを食べた1日でした\(^o^)/