スマホ版ヘッダー画像

占星術で使う10の天体と年齢域  ~ ホロスコープを読む手順3 ~

太陽系の惑星 太陽 水星 金星 地球 月 火星 木星 土星 天王星 海王星 冥王星

人物のホロスコープを読むとき、どうやって読んでいったらよいのでしょうか。

出生図(ホロスコープ、チャートともいう)を読むとき、

最初に、ざっくりと傾向をつかんで( → ホロスコープを読む手順1 )

次に、12のサイン(星座)( → ホロスコープを読む手順2 )と、

10の天体と年齢域( → この記事 ) に注目して読んでいきます。

SPICA
SPICA

個人のホロスコープを読むとき、天体と年齢域を考えることで、的中率がぐっと上がります

占星術で使う10の天体

占星術で基本的に使うのは、太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の10個の天体です。

太陽と月

太陽と月は、占星術で使う10個の天体のなかで、最も重要な天体です。
地上からみて一番輝いているので、併せて「ライツ」「ルミナリー」と表現されることもあります。

紀元前3000年頃、天体観測から占星術が生まれました。肉眼で見える太陽系の惑星は土星までです。18世紀に天王星が発見されるまで、占星術では7つの天体を使って占ってきました。

太陽と月、水星、金星、火星までの天体は公転周期が短く、「パーソナルプラネット(個人天体)」と呼ぶこともあります。

土星以遠の天王星、海王星、冥王星は「トランスサタニアン(土星の外側の天体)」と呼ばれ、公転周期が長く、軌道もずれています。

冥王星は、1930年に太陽系の一番外側の惑星として発見されました。
その後2006年、国際天文学連盟によって太陽系の惑星から外され、準惑星に位置づけられましたが、西洋占星術では、約100年のあいだ重要な天体として用いらています。

トランスサタニアンの天体がサイン(星座)を移動するとき、世の中には大きな変化が起こるとされています。

※占星術で使う天体を「惑星」と表現する占術家もいますが、太陽は恒星、月は衛星なので、わたしは「天体」と表現しています。

10天体が示す事柄

雑誌やテレビで見かける「あなたの性格」「今月の星占い」は、牡羊座から魚座までの12の太陽星座で書かれています。

テレビや雑誌の星座占いって、当たらないわ

SPICA
SPICA

それは、太陽星座で占っているからと言えます

占星術で使う10天体が示す事柄を表にしてみました。

天体
記号
象徴・人物像 個別の解説
太陽
☉
人生の目的や目標 意志 創造性
父親 妻から見た夫 
なし
月
☽
感情 性格 身体 無意識的な反応  受容する力 育む力
母親 (女性自身にとって)素の自分 夫から見た妻
なし
水星
☿
技能 情報 勉強や仕事のやり方 コミュニケーションの方法
児童生徒 学生
なし
金星
♀
喜びや楽しみ 趣味 心ときめくもの 快楽 お金や宝石などの財
(若い)女性
(女性にとって)よそいきの自分 (男性にとって)好みの女性像
なし
火星
♂
エネルギー 意欲 情熱 攻撃性 気合いが入るスイッチ トラブルやケガ
(若い)男性 (女性にとって)好みの男性像
なし
木星
♃
幸運 善意 哲学 受容性 拡大 発展 寛容 人生の幅を広げていく力
年長者 指導者 教育者 
なし
土星
♄
秩序やルール 苦手意識 欠乏感 制限
訓練することで安定した能力を作る
年長者 指導者 教育者
なし
 天王星
♅
改革 オリジナリティ 科学 電気 未来志向 伝統を刷新する
科学者 革命家 自由人 放浪者
なし
 海王星
♆
 理想 夢 深層心理 宗教 芸術 映像 アルコールやドラッグ 目に見えないもの
芸術家 俳優 占い師 ヒーラー
なし
 冥王星
♇
 破壊と再生 死と生・性 革命 大きな財 支配 隠されたもの
権力者 支配者
冥王星 1

冥王星 2

8つの天体と発達年齢域

わたしは占星術を松村潔先生から習ったので、占星術で天体の年齢域はオーソドックスな理論だと思っていました。

松村潔

松村潔先生 マイカレンダーnoteより

しかし、友人の占い師さんに聞いたところによると、他の著名な先生方は、天体の年齢域についてはおっしゃらないらしい。

セファリエル(19世紀・占星術師)が提唱した天体の発達年齢域は土星までだそうですが、あまりメジャーではないのかもしれません。

わたしは、占いたい方が子供なのか、青年期、成人期、ミドル世代、シニア世代かによって、抱える問題が変わってくる(心理学では発達課題という)ので、

「天体の年齢域を考慮することで、ホロスコープが読みやすくなる」

と考えています。

若い時期が、一番生きにくい

まだ若いわたしなのですが、どうも生きにくいです。
現実的なものにとても弱く、自己否定の毎日です。自分に自信がほしいです。

松村潔先生
松村潔先生

「まだ若いわたしなのですが、どうも生きにくい」ということですが、たいてい若い時期が一番生きにくいのではないですか。

松村潔先生
松村潔先生

一番疲れていちばん元気がない、体力はあるが肝心の生命力がないというのが、若い時だと思います。
生命力は歳を取るごとに強化されます。

「千駄ヶ谷占星術研究所」Web Magazine 幻冬舎より

その年代に特有の課題

天王星までの8天体について、発達年齢域とその年代に特有の課題(キャリア理論より)を表にまとめました。

わたしは、金星期(思春期)は、15歳よりもう少し早く始まるようにも思いますし、その人が置かれた環境によって様々であるため、太陽期~土星期を含めて、きっちり年齢で線引きできるものではなく、だいたいの目安だと考えています。

天体
記号
発達年齢域 どのような時期で、どのような課題があるか
月
☽
0~7歳
赤ちゃん~幼児期
心身の安定を育む時期
世界の中で安全に過ごすための作法や感情表現を身につける
水星
☿
7~15歳
学童期
義務教育期間
読み書きそろばんといった基礎的ことを習得し、与えられた環境の中で、どのように立ち回るかを学ぶ
金星
♀
15~25歳
思春期~青年前期
青春時代
恋愛、友情といった人間関係を通して豊かな感情を育む
太陽
☉
25~35歳
青年期~成人期
社会人として一人前の大人として扱われる
自分の人生を自ら切り拓いていく
火星
♂
35~45歳
働き盛りのとき
家庭や職場で中心的な役割を担う
プレイングマネージャーとしての能力、責任を求められる
木星
♃
45~55歳
中年期・管理職
家庭や職場で中心的な役割を担う
経験を積み、物事を楽観的にとらえ、後進を育てていく
土星
♄
55~70歳
社会人として最終段階
人生の終着点、自分のありたい姿を探り、総仕上げをしていく
積み重ねた経験を、次の世代に伝えていく
職場では社長や役員クラス~リタイアする人まで様々

 天王星
♅
 70~84歳
高齢期
 それまでのしがらみから自由になる
人生の意味や価値、新たな方向性を見出す

松村潔先生の発達年齢域理論

人生を自由に生きるとは、10天体にたとえられる人間の資質に慣れていき、それを過不足なく発達させるということなのです。

占星術の実用性とは、このような人間の発達のための地図を手に入れるところにあり、また時の流れの中で、こうした変化のうねりなどを具体的に読むことができるということです(中略)。

完全マスター西洋占星術 松村潔著

↑クリックするとAmazonに飛びます

通常の生活の中で主要10天体全部をのびのびと活用できている人は皆無に近く、ほんの二、三個しか使わないで一生を過ごす人も多いと言えます。

また、おのおのの天体には、その発達期があります。

思春期には思春期にふさわしい感情体験があります。
思春期とは金星の発達期であり、思春期にふさわしい感情体験とは金星の体験内容なのです。

月、水星、金星、太陽、火星、木星、土星と、次々に訪れる「発達年齢域」は、人間の成長の予定表のようなものを作り出しています。

(『 完全マスター西洋占星術 』p86より引用 松村潔著 説話社)

家入一真さんのホロスコープを読む 2

今回、連続起業家の家入一真さんのホロスコープを例に、10天体と年齢域(+アスペクト)について考えてみました。

※当記事内の家入さんの発言は、2024年7月22日(月)広島で行われた講演会をもとに、サイト 私のカクゴ 、サイト casita journal の記事から引用・一部改変しています。彼の人生の道筋の変化が、あまりにもぴったりだったので、例として取り上げさせていただきました。(文責:櫻井みわ)

幼少期~中学生 月・水星期

月は0~7歳の赤ちゃんから幼児期、水星は7~15歳の学童期を見ます。

月と水星が合に近いので、赤ちゃん時代から中学時代までは地続きで、特に大きな変化はなかったでしょう。

射手座の月、水星、海王星が近い場所にあり、乙女座の土星から90度のハードアスペクト。獅子座の木星から120度のソフトアスペクト。

夢見がちで、絵を描いたり楽器を弾いたりすることが好きで、どこかぼんやり・のんびりした性分(月・水星・海王星/射手座の合、木星/獅子座のトライン)、規則正しい生活は苦手(土星/乙女座のスクエア)なように見受けられます。

家入一真さん
家入一真さん

子供のころから絵を描くことが好きで、3歳のときにはコンクールで入賞しました

中学2年生のとき、不用意な発言で友人から仲間外れにされ、不登校、ひきこもりに。家でずっと油絵を描いていたそうです。

家入一真さん
家入一真さん

中学2年生って、学校がすべてじゃないですか。世界からこぼれ落ちたような感覚がありましたね

高校中退~働きだした青春時代 金星期

金星は蠍座で、すぐそばに天王星があります。

趣味にのめりこみ、人とは違う青春時代を送る(金星天王星の合/蠍座)ことが示されています。

天王星はWeb(インターネット)の世界。

家入一真さん
家入一真さん

インターネットのチャットにはまって、いろいろな人と交流して。年齢や肩書、性別のない世界がよかったんです

現実の生活では、高校中退して大検を取得。新聞配達の奨学生になるも、無断欠勤して、すぐクビに。

芸大受験の予備校に通っているとき、運送業の父親が交通事故を起こして働けなくなり、長男である家入さんは就職することにしました。

家入一真さん
家入一真さん

時間や約束を守れなかったり、朝起きることが出来ずに遅刻してしまったり、会社に行かなくなって辞めさせられたことが何度かありました

家入一真さん
家入一真さん

それで、自分で会社をつくるしかないと思って、22歳で起業しました

多くの事業を立ち上げる 太陽・火星期

山羊座に太陽と火星が並んでいます。

明確な目標を持って、具体的に物事を成し遂げていく人生だと思われます。

家入一真さん
家入一真さん

レンタルサーバーの事業が当たって、29歳のとき、史上最年少でジャスダックに上場しました

家入一真さん
家入一真さん

だけど、ずっと違和感しかなくて、僕が株主総会とかでしゃべると、株価が下がるんですよ(笑)なので、そろそろ経営を違う人に任せた方がいいと思ったんです

家入さんは、「かつての自分を含め、誰かの居場所を作る」ことを人生の目標に掲げておられます。

家入一真さん
家入一真さん

この社会には居場所が少ない。「ここにいてもいいんだ」と思える居場所を作りたい

例えば、

  • 最初の一歩を踏み出すお金を集める場所として、クラウドファンディングのプラットフォーム「CAMPFIRE」
  • 自分の描いた絵や作品をネットで売ることができるネットショップ「BASE」「ミンネ」
  • 既存の社会からこぼれ落ちた人たちが集うシェアハウス「リバ邸」

など、様々な事業を立ち上げておられます。

35歳で、人生のミッションについて考えた

太陽期と火星期が交差する35歳のとき、家入さんは人生のミッションを考えたそうです。

家入一真さん
家入一真さん

自分のミッション、人生をかけて実現したいことは、「居場所を作り、誰もが声を上げられる世界をつくる」こと。

35歳のときには、「自分と同じ若い世代の候補者がいないから」と、東京都知事選にも出馬。
都知事に当選できませんでしたが、5番目の得票を獲得されました。

2020年、全世界でコロナウィルスが大流行。
「働き方、働く場所が変わるタイミングだ」と考えて、41歳で長野に移住されたそうです。

SPICA
SPICA

45歳以降は木星期。家入さんが、今後どのような人生を歩まれるのか注目しています

スピカのセッションのご案内

自分に自信がない・・・
これからの人生をどう生きていったらいいのかわからない・・・
そういったご相談を多く受けるようになりました。

広島の占星術とタロット占い healing space SPICAのセラピスト 櫻井みわがご提供するのは、
西洋占星術やタロット、人相術といった各種占いと、心理カウンセリングを融合したセッション。

占星術・タロット占い師 櫻井みわhealing space SPICAでは、あなたのかけがえのない人生について、
あなたと二人で話し合う、
悩みを解決し、より幸せで希望に満ちた人生に作り上げていく、
という願いを込めて、「占い」「カウンセリング」「鑑定」という言葉ではなく、「セッション」という言葉を使っています。
あなたのお悩みを手放し、よりスピリチュアルに生きていただくための 実際にお役に立てるメッセージをお伝えしています。

ご自身の歩みを確かめるように、毎年お正月、あるいはお誕生月と決めて、セッションをお受けになる方もおられます。「当たる占い」を超えた「魔法のセッション」と評判です。
「これから先どうしようかな?」と思っていらっしゃるなら、ぜひ一度スピカのセッションをお受けになってみられませんか?

電話鑑定・メール鑑定もお受けしております。

くわしくは、お問い合わせページ からお問い合わせください。

タイトルとURLをコピーしました