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射手座の木星と魚座の海王星のスクエア 2019年

2019年は、柔軟宮のスクエアでハードなとき

2019年秋。処暑を迎えましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。

木星神、ジュピターの像2019年、占星術では1年を通してハードな年なのですが、
その要素として木星(射手座)と海王星(魚座)のスクエアを挙げることができるでしょう。

2019年夏は雨が多く、季節外れの台風が来て、異常気象の夏でした。
山羊座に冥王星土星がある近年、蟹座に天体が集中する夏場は特にハードなのですが、
2019年夏は、活動宮のハードアスペクトに加えて、柔軟宮のハードアスペクト。
ホロスコープに柔軟サイン、活動サインが多い人は大変そうです。

木星海王星がスクエア(サインとして)を取るのも、あと3か月となりましたが、
木星海王星スクエアについて考察したいと思います。

射手座の木星と魚座の海王星のスクエア

2019年は、木星は射手座を、海王星は魚座を運行しています。

木星は射手座のルーラー(支配星)であり、海王星は魚座のルーラー(支配星)なので、
それぞれの天体とサイン(星座)の働きを強めます。

かつ、長期間、90度のハードアスペクトを形成。
正確に90度を取る日は3回あり、
2019(平成31/令和元)年1月22日(火)、6月17日(月)、9月22日(日)の3回起こります。

2019年12月、木星が山羊座へ移動するまでの約1年間、
「夢」や「希望」、「願い」が叶いやすいときです。

マイナス面では、「混乱」「幻滅」「不信」を感じやすいときだといえます。

射手座の木星が示すこと

木星は射手座を支配しており、非常にパワフルに働きます。

射手座と木星は、教育、哲学、宗教、信条、外交問題、貿易と関連しています。

木星は、幸運、チャンスを表し、物事に寛容で積極的、楽観的であることを示します。

マイナス面としては、
小さな(しかし重要な)ことを見落としやすい、
物事をやり過ぎる、過剰になりやすい、大げさに表現する、
といったことが挙げられます。

魚座の海王星が示すこと

海のニンフ海王星も魚座のルーラー(支配星)であり、働きを強めます。

海王星は、イマジネーション(空想)や夢、希望を表します。
スピリチュアルな世界、例えば占いやカウンセリングといったことも海王星の領域に属しています。

海王星は、水や雨、海、薬物やドラッグ、原油に関係します。
また、ケアすること、病院や介護施設、身寄りのない人の施設、といった事柄にも関連しています。

欺瞞、嘘、腐敗、不正、盗みといった、あまり公けにできないような、後ろ暗い事柄も表しています。

海王星と魚座は、受け身で内向的。
ロマンを追い求めますが、現実的な事柄は苦手です。

問題が生じたとき、現実に対処するよりも、その状況から逃げようとする傾向があります。

木星と海王星のスクエア

射手座の木星と魚座の海王星。この二つがアスペクトを取るとき、

良く出れば、根拠のない自信があり、なんとなくうまくいく、ということになるでしょう。

悪い面が強調されれば、物事が過剰になりやすい、問題から逃げ出そうとする、傾向が強くなります。

実際にどんなことが起こったのか検証する

2019年1月22日前後に起こった出来事

論文に改ざん・捏造があった

論文、図とグラフ1月22日(火)当日、京都大学は「iPS細胞研究所の助教が発表した論文について、捏造と改ざんの不正行為があった」と発表しました。
論文執筆した助教は任期付き研究員(非正規雇用)であり、「成果を出さなければいけないという焦りがあった」と発言。
3月28日、彼は懲戒解雇になりました。

不正はよくないけれども、、STAP細胞の論文捏造事件など、過去に例がなかったわけではありません。
海王星の示すもう一つの面、「見捨てられたものを拾い上げる」「心に希望を灯す」ことに繋がればよいのですが・・・

貿易収支は1兆2033億円の赤字

1月23日(水)、財務省は2018年の貿易統計速報を発表しました。
貿易収支は1兆2033億円の赤字
主な要因として原油の高騰が続いたため、輸入額が輸出額を大きく上回ったからだと発表しました。

原油の高騰といえば、1973年に起こった第一次オイルショック(1974年射手座海王星、魚座木星のスクエア)を思い出しますね・・・

2019年6月17日前後に起こった出来事

老後資金2000万円問題が物議を醸す

6月17日(月)当日、
「夫婦の老後資金として、公的年金以外に『30年で2000万円が必要』」
という、金融庁の報告書問題が浮上しました。

このニュースが流れてのち、
ワイドショーや雑誌、Webメディアでは、老後資金2000万円問題で持ちきりでしたね。

「病気やお金の心配ない老後を、送ることができるのか」
というわたしたちの不安を、まさに的中させた、老後2000万円問題。

木星海王星スクエアが示すとおり、不安や混乱、年金システムへの不信を招きました。

ホルムズ海峡タンカー攻撃事件

6月13日(木)(現地時間)、
中東のホルムズ海峡付近で、日本とノルウェーの海運会社が運航するタンカーが襲撃を受けました。

これを受けて、アメリカのトランプ大統領は、
「米国を中心とする有志で、中東の主要航路の監視を強化し、民間船舶の保護に向けた警備活動を実施しよう(有志連合)」
と呼びかけ、日本や中国に対して、「自国のタンカーは自国で守るべき」と強調しました。

海王星は原油やガスを象徴します。
原油やLPG(液化天然ガス)の供給が難しくなるかもしれない、
さらには、各国を巻き込んだ紛争に発展するかもしれない、という不安を招いています。

2度のオイルショック(1973~74年、1979~80年)

オイルショック(英語: Oil shock)とは1973年(第1次)と1979年(第2次)に始まった(ピークは1980年)、不景気の通称です。

トイレットペーパー買い占めの写真https://ch.timeslip.co/pic/2020/より引用

第一次オイルショック

1973(昭和48)年10月、第4次中東戦争が勃発。
中東の戦争を契機に、世界的に原油価格が上昇しました。

1974(昭和49)年には、消費者物価指数が23%上昇し、「狂乱物価」という造語まで生まれた。

インフレーション抑制のために公定歩合の引き上げが行われ、企業の設備投資を抑制する政策がとられた。

結果、1974年(昭和49年)は-1.2%という戦後初めてのマイナス成長を経験し、高度経済成長がここに終焉を迎えた。(Wikipediaより引用)

トイレットペーパー買い占めの写真は、教科書でもよく見かけました。

このとき木星は魚座、海王星は射手座にあり、スクエアを形成。
また、ミューチュアル・レセプション でもあります。

ミューチャル・レセプションについてはこちらのページをどうぞ。

第2次オイルショック

1979年のイラン革命により、イランでの石油生産が中断したため、イランから大量の原油を購入していた日本は需給が逼迫した。

また、1978年末にOPECが「翌1979年より原油価格を4段階に分けて計14.5%値上げする」ことを決定し、原油価格が上昇した。

しかし、第1次での学習効果、省エネルギー政策の浸透(深夜のテレビ番組放送の自粛や、第1次同様のガソリンスタンドの日曜祝日休業などが行われた)、企業の合理化効果などにより、日本経済に対する影響は第1次石油危機ほど酷いものにはならなかった。(Wikipediaより引用)

この時期、木星は乙女座、海王星は射手座にありスクエアでした。

木星海王星スクエアの時期をどう過ごすか

木星と海王星のスクエアのとき、人々は楽観的になり、夢や希望が叶いやすいときです。

一方、不安、不信、混乱といったピンチに陥りやすいときでもあります。

「ピンチをは最大のチャンス」と言われます。
ピンチをチャンスに変えるために、夢や希望を叶えるための鍵となる天体があります。
山羊座の土星です。
土星もまた、ルーラー(支配星)回帰している天体です(2017年12月~2020年)。

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山羊座の土星が象徴するのは、「誠実」「責任」「忍耐」。

どれか一つだけをやりすぎてもいけないし、不足してもいけない。
「よい塩梅(加減)」になるよう、コントロールしていく必要があります。

土星が山羊座に滞在する2020年までのあいだ、
「自分の置かれた立場」や「自分にとって、譲れないものは何か」を考え、
自分の人生に責任を持ち、自分の価値観に誠実であろうとすること。

周りで起きた出来事について、
「よいことも、悪いことも、自分にとって必要なプロセスなのだ」
と人生を信頼すること。
そうすれば、ピンチを乗り越えてチャンスに変えることができるでしょう。

土星占星術講座 ~あなたの人生の設計図が見える~」では、土星について、星座別の解説があります。
あなたが生まれたときの太陽と土星のサイン(星座)の組み合わせから、あなたの人生の方向性が示されています。

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令和になって初めての秋。
2019年の後半、12月に向けて、じんわりと運勢が切り替わるときです。

「ピンチは最大のチャンス」と言われます。

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