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2023年を占星術で占う 1 ~冬の3か月を読む~

2022年冬から2023年3月までの流れを占う

宇宙

コロナ禍もいよいよ4年目に突入した2023年。

2020年12月から現在も続くコロナ禍で、2022年2月に始まったウクライナとロシアの戦争も、いまだに出口は見えないままですが、2023年、日本に住むわたしたちにとって、どのような一年になるのでしょうか。

2022年12月中旬、臨時国会終了後に内閣・日銀で2つの重要な決定がなされました。

2023年の日本のわたしたちの運勢を占ううえで、2022年冬至図を深く読んでおくほうがよいと思い、2023年は2022年冬至図から振り返ります。

2022年の冬至図をもう一度振り返る

2022年12月22日(木)、太陽が山羊座に入った瞬間のホロスコープを東京で作成しています。

2022年冬至のホロスコープで占う

「2022年を占星術で占う 3 ~全体の流れを読む~」冬至のパートでこう書きました。

種が蒔かれ、芽を出す時期を待っているような冬至図です。

1ハウスに山羊座の太陽、金星、水星、冥王星と4つの天体があり、とてもパワフル。

地上には月だけ見えています。
12ハウス射手座の月は、6ハウス双子座の火星とオポジション。

防衛、セキュリティの課題、医療、雇用の問題に議論が高まりそうです。

2022年12月10日に臨時国会は終了しましたが、その後10日間のうちに2つの重要な決定がなされました。

  • 日本政府は(12月)16日、今後5年間で防衛費を現行計画から1.6倍の43兆円に拡大すると閣議決定した。中国や北朝鮮の脅威を理由としている。
    2022年12月17日配信 Yahoo!ニュース記事
  • 日銀は(12月)19~20日に開いた金融政策決定会合で、大規模緩和を修正する方針を決めた。従来0.25%程度としてきた長期金利の変動許容幅を0.5%に拡大し、20日から適用する。
    黒田東彦総裁は記者会見で「市場機能の改善をはかる」と修正理由を説明した。
    事実上の利上げとなる決定で、市場では長期金利が急上昇し、外国為替市場では円高が進んだ。
    2022年12月20日配信 日経新聞web より抜粋・編集)

防衛費の拡大は、6ハウスの示す「防衛、セキュリティの課題、医療、雇用の問題」に関わる出来事です。

国の財政や金融政策を示す2ハウスには水瓶座22度(数え度数、以下同)の土星。
ASC(アセンダント)、MCには調和角を形成していますが、5ハウスにある天王星とスクエア。
国の負債を表す8ハウスには天体はなく、ルーラー(支配星)の太陽は1ハウス、3ハウスの海王星木星とスクエア。
防衛費を拡大する財源について取り沙汰されていますが、「財政は厳しい」と言わざるを得ません・・・。

さらに深く冬至図を読む

わたしたちの生活や国民感情を表す月

悩む女性わたしたちの生活や国民感情を表す月は、射手座9度、12ハウスにあります。

月は火星/双子座12度/6ハウスとオポジション、3ハウスにあるキローンとスクエア。
月をサポートする天体や感受点が見当たりません。

政府は6ハウスの「防衛・セキュリティ」を重視していますが、わたしたちの日々の暮らしを支える「雇用や医療の問題」はどうなったのでしょうか?

政府が(12月)23日に閣議決定した2023年度予算案で、社会保障費は過去最大の36.9兆円となった。(日本経済新聞web より引用)

SPICA
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歳出の約1/3を占める社会保障費は、1.7%増。防衛費は、現行の1.6倍に増加。予算としては、どちらも過去最大です。

太陽で、政権や政治を見る

閣議決定する岸田総理大臣

閣議に臨む(左から)林外相、岸田首相、高市経済安保相 産経新聞webより転載

冬至のホロスコープでは、必ず太陽は山羊座の1度にあります。

2022年冬至のホロスコープでは、太陽は1ハウスにあり、3ハウスにある魚座の海王星、牡羊座の木星とスクエア。

特に牡羊座の木星とは正確に90度を形成していて、
「臨時国会の終了後に、野党や国民と話し合いもないまま、閣議決定で発表する」
という方法になるのか、、、と目を見張る思いでした。

1ハウスには太陽のほか金星、水星、冥王星と4つの天体があり、非常にパワフルです。

3月までに、他にも重要な決定がいろいろなされていくのでしょう。

一番弱いところにしわ寄せがいく冬

太陽と月を比較したときに、パワフルすぎる太陽に対して、月がダメージを受けているように感じます。

  • 山羊座1度の太陽は1ハウスにあり、3ハウスにある牡羊座1度の木星、魚座23度の海王星とスクエア。
  • 射手座9度の月は12ハウスにあり、6ハウスの双子座12度の火星とスクエア。

太陽はパワフルで自信過剰で、曖昧に唐突に物事を進めていこうとするのに対して、
月は激しく傷つけられ、6ハウスの割を食い、見えない場所に追いやられています。

国家(元首)の目的を貫くために、一番弱いところにしわ寄せがいくようなイメージです。

冬至のホロスコープと、12月の政府の決定から考えるに、国民感情やわたしたちの生活が、後回しにされているように感じるのです。

この冬にやっておくとよいこと

楽しいと思うことをする

喜ぶ女の子1ハウスの金星、水星が5ハウスの天王星とトライン。
あなたが心から楽しいと思えること、ワクワクすることをやってみましょう。
運が良ければ、臨時収入につながる可能性も!

 資格取得の勉強をする

勉強すること、なにかスキルを身につけることも、あなたの今後の人生にきっと役に立つでしょう。

未知の分野を探求する

月は射手座9度。12ハウスにあり、6ハウスの火星とオポジション。

「こっそり、未知の分野を探検する」ことが、心の危機を救うかもしれません。

学びたいと思っていて、今まで手を付けていなかったことを学ぶ。

美術館や博物館に足を運び、教養を深める。

思想や哲学を学ぶ。

今すぐ役に立たなくても、きっとあなたの心の支えになることでしょう。

2023年は、1月中旬から始動する

1月中旬に、3つの天体が逆行から順行に戻ります。

  • 1月13日 火星が双子座9度で順行
  • 1月18日 水星が山羊座9度で順行
  • 1月23日 天王星が牡牛座15度で順行

2023年は、1月半ばから始動するイメージです。

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