2023年は、ポストコロナ時代の幕開け
2023年3月、いよいよ「風の時代 第2章」の幕開けです。
なぜなら、時代を動かす3つの星が、3月から5月にかけて星座を移動するからです。
2020年末から続くコロナ禍で、2022年2月に始まったウクライナとロシアの戦争も出口が見えないまま、わたしたちの生活は大きく変わりました。
2023年は、さらに変化が加速します。
2023年、日本に住むわたしたちにとって、どのような一年になるのでしょうか。
春分、夏至、秋分、冬至といった重要なポイントのホロスコープを東京で作成し、2023年全体の流れを占星術で考察してみました。
2023年の重要なポイント
4枚の四季図(春分図、夏至図、秋分図、冬至図)のうち、春分、夏至、冬至の3枚がASC牡羊座、MC山羊座で、いずれも活動宮です。
2023年の日本は、変化が激しい1年でしょう。
特に2023年の前半、次のステージに移り変わる、アグレッシブな機運に満ちています。
天候は春・夏・冬と高めで、雨が多く降りそうです。雨や雪、水に関わる災害や事故に注意が必要です。
2023年は、世の中が大きく変わる中で、将来に向けて種を蒔く年です。
コロナウィルスが流行し始めた2021年は、3枚の四季図でASC天秤座、MC蟹座(どちらも活動宮)でした。
2022年冬~3月までの流れについては、こちらのブログ記事をご覧ください。
2023年3月 タイムシフトのとき
2023年で一番大きな変化が起こるのが、3月です。
新たな展開、新しい活動が始まる気運に満ち満ちています。
わたしは、このタイミングでポストコロナの時代に転換すると考えていましたが、政府は1月27日、新型コロナウィルスの感染症法上の分類を、5月8日に「5類」に引き下げることを決定しました。
3月は、文字通り節目のとき。4月から新生活を始める方には、よいスタートとなりそうです。
3月7日 土星が魚座に移動
2023年3月7日(火)、土星は、約3年間滞在した水瓶座から魚座に移動します。
土星が魚座に滞在するのは、2023年3月7日~2026年2月14日までの約3年間。
魚座の土星は、「目に見えないものをどう信じるか」「どのように人やモノと関わるか」が課題であることを示しています。
同じ日の1時間前に、乙女座17度で満月。
この日を境に、風の時代 第2幕が上がります。
くわしくは、こちらの記事をご覧ください。
3月21日 春分
3月21日(火)、春分。2023年全体のテーマは春分図で読み解きます。
10個の天体がすべて左半分にあり、10ハウスの冥王星がエレベートし、3ハウスの火星との間にすべての天体が入っています。
ASCと合、1ハウスに牡羊座17度の木星がありますが、他の天体とはノーアスペクト。
2023年は、変化の激しい、チャレンジングな一年になりそうです。
「2023年春分図を読む」ページで、春分のホロスコープを詳しく読んでいます。
3月24日、冥王星が水瓶座に移動
冥王星は、2023年に一度水瓶座に移動しますが、5月2日から逆行を開始。
6月11日に山羊座に戻り、10月11日に順行に戻るものの、山羊座に滞在したまま2023年の終わりを迎えます。
冥王星が移動を完了する2024年が、風の時代 第3幕といえるでしょう。
3月25日 火星が7ヶ月ぶりに星座を移動
火星が7ヶ月ぶりに星座を移動し、蟹座に移ります。
2022年8月20日から7ヶ月余りの間、火星は双子座に長期滞在しました。
3月は、双子座の火星と魚座の海王星がスクエアになります。誹謗中傷、トラブルが起こりやすいなので、注意が必要です。
5月、2023年で2番目のタイムシフトのとき
5月2日、冥王星が水瓶座1度で逆行を開始し、6月11日に山羊座に戻ります。
動きの遅い天体のうち、天王星が牡牛座、冥王星が水瓶座に滞在。
5月17日には木星が牡牛座に、5月21日に火星が獅子座へ移動します。
動きの早い太陽、水星が牡牛座を運行。
不動宮(牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座)に天体が集中する5月は、2023年で2番目に大きな変化が起こるターニングポイントのときです。
不動宮で0度、90度、180度のアスペクトを取るとき、極端な結論になりやすいと言われています。
太陽、月、天王星が不動宮でアスペクト
オーブ8度の範囲で、牡牛座で太陽と天王星が合となる5/1~5/19の間に、不動宮でスクエア、オポジションを形成します。
5月6日 蠍座15度で半影月食、立夏
5月12日 水瓶座22度で下弦の月(細くなっていくときの半月)
5月17日 木星が牡牛座へ移動
木星は、2023年5月17日から2024年5月26日まで、1年あまり牡牛座に滞在します。
木星が牡牛座に滞在するとき、「自分の実感を大切にする」「どう豊かに暮らすか」が注目されるでしょう。
魚座の土星、牡牛座の木星とのつながりで考えると、
「どうすれば自分が豊かに暮らせるのか? どのように世界と関わっていくのか? 一人一人がそれぞれ考える必要がある」
のだと思います。
5月20日 新月。翌日、太陽と火星が星座移動
5月20日に牡牛座29度で新月。
5月21日に火星が獅子座へ、太陽が双子座へイングレス(星座移動)します。
この日、火星、冥王星、木星が不動宮でTスクエアを形成。
獅子座1度の火星は、牡牛座1度の木星とスクエア、水瓶座1度の冥王星とオポジション。
木星、冥王星は「権力」を表し、火星は「武器・武力・戦争」を表します。
5/19~5/21、ちょうどこのタイミングでG7広島サミットが開かれます。。
サミットでは、「権力」「経済制裁」「武力」や「武器」といった力を行使して、なんらかの結論を出すことになるでしょう・・・
6月 冥王星が山羊座に戻り、夏至
6月11日、逆行中の冥王星が山羊座に戻ります。(10月11日に順行になりますが、2023年はそのまま山羊座に滞在)
猛スピードで突っ走ってきた反動が来るような印象です。
6月21日 夏至
蟹座1度の太陽は、オーブ3度でICとコンジャンクション。
5度前ルールをとると、太陽は4ハウスに在室します。
太陽が4ハウスにあるとき、マンデン占星術では、「政権が地に落ちる」と言われています・・
蟹座1度にある太陽は、12ハウスでインターセプトの土星からトライン、同じくインターセプトの海王星からスクエア。
広めにオーブをとると、1ハウスの木星とセクスタイル。
獅子座9度の月/5ハウスは獅子座の金星、火星と緩やかにコンジャンクション。
牡牛座8度の木星/1ハウスからオーブ1度でスクエア。
金星火星の合は、牡牛座22度の天王星/2ハウスからスクエア。
夏至図では、政権を表す蟹座太陽と、国民感情を表す獅子座月がミューチャル・レセプション。
夏至のホロスコープでも、冥王星と火星にすべての天体が入っています。
「安心して、豊かな暮らしをしたい」と願うわたしたちですが、「金銭的な欠乏」よりももっと根本的な問題があり、わたしたちはその問題をあえて見ないようにしているのかもしれません。
5ハウスに3つの天体がある夏は、レジャー、恋愛、演劇にスポットライトが当たります。
クリエイティブな活動に関わる人には、創作意欲やインスピレーションが高まりそうです!!
9月23日 秋分
雰囲気の違う秋
秋分のホロスコープは、他の3枚の図(春分、夏至、冬至)と雰囲気が違います。
- アセンダント(ASC)が水瓶座、MCが射手座(他はASC牡羊座、MC山羊座)
- 全体に天体がばらけている
2023年の秋は、変化に対する揺り戻しの気配が感じられます。
国民感情を表す月は、山羊座7度/11ハウスでエレベート。月-水星-木星が、土のサインでゆるやかなグランドトラインを形成。
政権を表す太陽は天秤座1度、7ハウス。オーブを広くとれば、山羊座の冥王星、牡牛座の天王星とグランドトライン。月とはスクエア。
政権は安定していますが、政治の目指す方向性と、国民感情は食い違うようです。
人と出会うチャンスが増えます。
パートナーを探したり、仲間を作るにはよいときです。
夏至図で12ハウスにあったインターセプトの土星、海王星が、インターセプトのまま1ハウスに来ています。
秋は、これまでわたしたちがあえて見ないようにしてきた問題が、はっきり浮上してくるでしょう。
無気力な雰囲気が漂い、なにかの犠牲になるひと、心身を病むひとが増えるかもしれません。
秋分図では、獅子座の金星と天秤座の太陽がミューチュアル・レセプションです。
ミューチャルレセプションについては、こちらのブログ記事に書いています。
10月、2023年後半の山場
10月15日、天秤座22度で新月。金環日食ですが、日本からは全く観測できません。
10月29日、牡牛座6度で満月。早朝、日本各地で部分月食を観測できます。
10月、2023年後半の山場を迎えそうです。
12月、1年を振り返るとき
12月13日、山羊座を運行中の水星が逆行を開始。2024年1月2日まで逆行します。
12月21日に冬至。
12月31日、逆行中の木星が順行に戻ります。
12月は、2023年を振り返り、2024年に向けて思いを巡らせる月になるでしょう。
12月21日、冬至
ASCルーラー(支配星)の火星、山羊座1度の太陽ともに9ハウスにあります。
わたしたちの感情や生活を表す月は牡牛座1度、1ハウスにあり、木星とコンジャンクション。
太陽(政権、国家の方向性)と月(国民、国民感情)・木星がトライン、魚座3度の土星と小三角の調和アスペクトをとります。
政府は国民と協調して、中長期的な政策を実行していくことになるでしょう。
冬至図でも、月は満身創痍に見えます。
1ハウスの月は、10ハウスの冥王星/山羊座30度からスクエア。
木星の保護はあるものの、土星・冥王星とアスペクトをとるので、わたしたちの暮らしは深刻な影響を受けることになるでしょう。
創作などクリエイティブな活動をする人、学問や研究を行う人にとっては、実績を作るチャンスが多く訪れるでしょう。
冬至図で、射手座の火星と魚座の海王星がスクエア。
2023~4年にかけての冬、海や原油に絡む事故、感染症の流行が起こる暗示があります。
このほか、2023年を占星術で読み解いたブログ記事はこちら↓
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