この世には見えない力があって、それに引っ張られて生きていけばいい

2015(平成27)年11月30日、漫画家の水木しげるさんがお亡くなりになりました。
享年93歳。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
お亡くなりになった日は、射手座で太陽と土星が正確にコンジャンクションを形成した日でした。

水木さんが語る、「幸福の七か条」

水木しげるさん

「妖々といこう」から転載

水木しげるさんは、生前「幸福の七か条」をまとめておられました。
NHKの朝のニュースでも放映されましたが、改めてここに記しておきたいと思います。

第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。

第二条 しないではいられないことをし続けなさい。

第三条 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。

第四条 「好き」の力を信じる。

第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。

第六条 怠け者になりなさい。

第七条 目に見えない力を信じる。

大阪で働きながら漫画家を目指していたのに、兵士として出征し、戦争で左腕を失われた水木さん。
終戦後に帰国し、片腕で件名に漫画を描き始めたものの、なかなかヒット作に恵まれなかった水木さんは、40歳を過ぎるまで赤貧の生活だったそう。

それでも漫画を描き続けた水木さんだからこそ言える「しないではいられないことをし続けなさい」

水木さんの実人生に基づいた人生哲学は、きっとわたしたちの生きる指針となるでしょう。

水木しげるさんのホロスコープを占う

水木しげるさんは、1922年3月8日大阪生まれ。
出生時間不明のため、正午生まれでチャートを作成しました。
「見えない世界を大切に」と生前おっしゃっていた水木さん。 きっとホロスコープを読むことをお許しくださるでしょう。

水木しげるさんのホロスコープ

太陽のサビアンシンボルで占う

太陽は魚座17度(数え度数、以下同)。
サビアンシンボルは、「復活祭の歩道」。

水木さんは、多くの人を盛り上げ楽しませるエンターテイナーとしての優れた才能をお持ちでした。
歩道、といえば、鳥取県境港市にある、水木しげるロード
鬼太郎や目玉おやじ、ねずみ男といったキャラクターのブロンズ像が、現在153体設置されています。
鳥取県の観光名所として、多くの人が訪れています。

サビアンシンボルって、ときどき「まんまじゃん!」というような出方をするので、面白いですね。

太陽と月が示す、ユニークな個性と深い愛情

魚座の太陽は、天王星、金星と魚座でコンジャンクションを形成。
人と違った人生を歩み、人気が出る、という運命をお持ちでした。
常識の枠にとらわれない発想、ユニークな言動や人柄が愛された人でもありました。
魚座の3天体は、蟹座の月(家族をあれだけ愛した人だから、月は蟹座だと思われる)、冥王星とトライン。

母親、身近な女性を表す月は蟹座で冥王星とコンジャンクション。
魚座の天王星とトライン、天秤座の土星とスクエア。
母親や身近な女性からの強い影響を感じられます。結婚なさってからは妻、娘との深い関係性を示しています。

水瓶座の水星が示す、豊かな才能

少年期や才能を表す水星は水瓶座にあり、獅子座の海王星とオポジション、天秤座の木星とトライン。
豊かなイマジネーション、目に見えないものへの興味、学童期から青年期にかけて両親からの溺愛、といったキーワードが思い浮かびます。

「2歳ごろ、大阪は空気が汚れていて乳の飲みが悪く、空気のきれいな境港に母親と戻った」

「小学校に上がると誰もが認める超マイペースぶりで、朝寝坊してゆっくり朝食をとり、たいてい2時間目くらいの時間から登校するという変わった生徒だった」

「小学校時代、地元の祈祷師『のんのんばあ』から聞かされた妖怪の話で、彼の人生が決まった」

「高等小学校を卒業して鳥取から大阪に働きに出るとき、母親は兄弟ほど要領がよくない水木さんをとても心配していたが、本人はいたって平静だった」

「大阪で園芸学校に、受験生のうちでたった一人が不合格となったが、父親は怒らずに慰めてくれた」

というエピソードから、その片鱗をうかがい知ることができます。

太陽-冥王星のトライン

太陽-冥王星のトラインは、人生で何度かどん底に陥っても、復活するというアスペクト。
水木さんは21歳のときに兵士として太平洋の島に出征されましたが、現地でマラリアに罹ったり、片手を失うといった重傷を負われました。
瀕死の状況の中、九死に一生を得て、戦地から帰国されたというエピソードは、太陽-冥王星トラインだなあと感じます。

また彼は、戦地で現地の住民と交流し、ご飯を食べさせてもらっていたそうな。このあたり、金星や天王星、月の水のトラインが示すとおりなのでしょう。

魚座、12ハウス、水の強調

日本に帰国なさったのち、貧しい時代がずいぶん長く続いたそうです。

トランジットの冥王星が乙女座に入って魚座の天体とオポジションを形成し始めたころから「鬼太郎」「悪魔くん」で漫画家として大ブレイク。
その頃、トランジットの海王星は蠍座にあり、魚座、蟹座、蠍座と水のグランドトラインを形成、乙女座の冥王星が入ってカイトを形成。

見えないものを終生大切になさった水木さんは、魚座、海王星、12ハウスの強調が示すとおり、星の流れに素直に沿った方だったのでしょう。

改めて、水木しげるさんのご冥福をお祈りするとともに、わたしたちに生きる勇気や見えない世界の大切さを教えてくださったことに感謝いたします。

 

スピカのFacebookページができました!

広島の占星術とタロット占い healing space SPICAのFacebookページができました。

新月・満月のお話、パワースポット巡り、もっと幸せになる方法など、人気のブログ記事を発信しています。
スピカの記事をお読みになって、気に入った!と思われましたら、
healing space SPICAのFacebookページ  を訪問していただき、ぜひ「いいね!」をよろしくお願いしますm(_ _)m

 

 

参考文献
未来事典―3年後の私がわかるサビアン占星術 松村潔/著 角川書店
完全マスター西洋占星術   松村潔/著 説話社
女性セブン 2015年12月17日号
中国新聞 2015年12月2日(水)朝刊