ここは、旧暦10月、出雲では神在月(かみありづき)というそうだが、八百万の神さまたちが、ここ稲佐の浜へ一斉に到着されるのだとか。
松江・出雲には国引きの神話がある。
八束水臣津野命(ヤツカミヅオミヅヌノミコト)が、新羅の三埼から日御碕を、北の隠岐から佐太、闇見(くらみ・松江)、北陸から美保関を引っ張ってきて、出雲に縫い付けた。
引っ張ってきた土地の綱が、西側が長浜海岸(稲佐の浜)、東は島根県と鳥取県との境になる夜見が浜。
綱をくくりつけた杭が、西が佐比売(さひめやま・三瓶山)、東が火神岳(ひのかみだけ・大山)なのだという。
高円宮典子さまと千家国麿さんのご結婚が、2014年(平成26年)10月5日と決まった、という嬉しいニュースがあった。
10月5日は友引。
この国の人たちが、よい配偶者に恵まれますように、というお気持ちがこもっているかのよう。
今年出雲大社にお参りしたら、ご利益があるかもです(^O^)
バスは南下して、須佐神社へ。
何気ない山あいに抱かれたところに、須佐神社はある。
素戔嗚尊(スサノオノミコト)が、「この地はよいところなので、自らの名をつけ、御魂を鎮めた」と出雲国風土記にある。
かの江原啓之さんが、「ここは素晴らしいパワーがある」と言われたとか。
すがすがしい中に、爽やかな、凛とした空気が漂っている。
樹齢1300年とも伝えられている大杉。
本殿。
何気なく写真を撮ったのだが、本殿の右から左にかけて、虹のような光が流れているΣ(゚ロ゚ノ)ノ